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「Face to Face」番外編 「行きあたり、バッチリ!」

 

 吉地 恵 (きちじめぐみ)
 

 長田高校 体育教官
 柔道部 指導教官
 

 神戸高校卒
 東京教育大学(現 筑波大学)卒




―ベンチプレスー

「キチジ〜!??51,50,49、51!」

 神撫会東京支部幹事会で「吉地先生」の名前が出たとたん、その場に居合わせた4,5人が打ち合わせもしていないのに、一斉にそう声を合わせた。柔道の授業で、連帯責任でやらされるダッシュ。何故か逆戻りする回数。若かりし頃の映像が、全員の脳裏に一気にフラッシュバックしたらしい。

前列左から5人目
名前の入っていない柔道着の
ひときわでかい男が吉地先生


 吉地先生が長田で体育教官・柔道部指導教官を務めたのは29歳から38歳の9年間。34回生から42回生までがしごかれた。「今日は、吉地先生は出張でお休みです」という言葉を聞いて、ある男子生徒は安堵感でその場にひざまずいて泣いた・・そんな逸話も残っている。柔道7段、体重135キロ、赴任する高校には必ず私物のベンチプレスを持参してトレーニング。52歳でも140キロを上げていたそうだ。「あんまり重いのを持ち上げて、指が曲がって来たのをかみさんに見つかって、頭をぽかんとなぐられて『いいかげんに、もうやめなさい!』って言われてやめたよ。ワハハ」

 現在62歳の先生の体重は90キロ。往年より45キロも痩せているのに、その厚い胸板は今でも半端ない。「還暦になった時に『あ〜、これで俺の人生も半分終わった』と嘆いたら、『あつかましい!』とかみさんに叱られた。ワハハ」。先生は、毎日がとにかく楽しくて仕方ない。

―指ヨガー

 先生の人生の転機は、選択心理学と指ヨガに出会ったことだ。

 「心の不安定な子どもたちの力になりたい」と57歳で高校教師を早期退職。カウンセリングをしながら指ヨガも行うようになった。手のひらをもみながら子どもたちの話を聴く。「たちどころに明るい表情になるのが嬉しくってね!」

 妻と娘の住む明石の自宅に戻れるのは、今では月に2日ほど。それ以外は指ヨガの指導で日本全国を飛び回っている。昨年はイギリスにも3回行った。請われればどこにでも行く。人が人を呼び、縁が縁をつなぐ毎日だ。

 「『それでは、めぐちゃん先生にご登場いただきましょう〜』と紹介されて壇上にあがると、みんな一瞬し〜んとするけどね。ワハハ』。名前と顔がかけ離れてます!

 「僕が教えるのは『セルフケア』の方法。教えた人は自分で出来るようになるから、僕はちっとももうからない(笑)。10年後の夢は、『一家族に一人、指ヨガが出来る人がいるようにすること』そうすれば、超高齢化社会の医療費もぐんと削減できるはず」。

12月2日に、先生の著書「手のひらだけでセルフケア メグちゃん指ヨガ」が、全国のコンビニでリリースされたばかりだ。

 全国のファミリーマートとサンクスで好評発売中!


―瞬間湯沸かし器―

 高校教師時代には「瞬間湯沸かし器」と揶揄されるほど怒りっぽかった、と先生。
「昔はね、うまくいかないことがあると『あいつがわるい。俺だけがこんなにがんばってる』とすぐに腹を立ててたんだね」

 でも、60歳を過ぎて気付いた。人生を自分でプランニングしようとするから失敗するんや!人生は流れにしたがった方がいい!

 人生なんて、良いことと悪いことが半々に起こる。でも、その全てが自分の成長にかかわっている。人生は「行きあたり、バッチリ!」

 だから、交通費や宿泊費を自腹を切ってでかけた講演会先で、いきなりのドタキャンをくらった時も、全く腹も立たないと言う。「不思議だね〜。そうすると、そこにまた新しい縁がころがりこんできて、また新しいことがスタートするんだよ」

 今も、長田の同窓会には必ず招待される先生。
「長田生は律儀だからね、呼んでくれるんだよ。でも、いつも男子生徒にとり囲まれて『ちょっと言いたいことがある』ってすごまれてるよ。ワハハ」。

 心や体が疲れちゃった時は、先生に連絡して手のひらをもんでもらいましょ。
(2014年12月 取材・写真・文 田中直美)

めぐちゃん先生のありがとうクラブ
http://meguchan.jp/profile.html

 豪快に「わはは」と笑うめぐちゃん先生












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