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Face To Face No.12「落ち込まない、反省しない」
 高18回 森田千晴
歌敷山中学校卒業
水泳部
日興通商株式会社
代表取締役







―水泳―
  日本マスターズ水泳の会報を見せて頂いた。「2007年 出場回数一位 森田千晴 40回」。タイムの成績ではなく、試合の出場回数が一番なんですか?「そうです。タイムは無理なんで出場回数でがんばってます」と満面の笑みの森田さん。会員4万人の中での一番はすごい!一年は54週しかない。週末ごとに全国で開催される大会に出場するため各地を飛び回る。たとえば先週は土曜日に広島で1500メートルを泳ぎ、日曜日は、平塚で1500メートル泳いだ後、町田に移動して200メートルの平泳ぎに出場。日本全国、移動の距離もハンパない!?
目標はマスターズ1000試合出場。まだ誰も成し遂げていない。現在530試合に出場している。毎年45試合前後出場しているので、11年後の77歳には達成予定だ。

 長田時代も水泳部で、三時限目の休み時間にはいつもプールの側で早弁。昼飯時は学食でうどんを食べる腹ペコの毎日。種目は個人メドレー。「水の中も陸の上も長距離が得意なようで、長田時代の校内マラソン大会では高校一年生の時は7位で、高校三年生の時は1位でした」女子学生にモテモテだったのでは??
(未確認です(^−^))

 長田高校のプールにて

 左から二人目が森田さん

 

明石公園の周りをマラソン大会で走る18回生。


 前回の「Face to Face」で、中22の梶光雄さんが南極海に行かれたという記事を見て「私の伯父も第1回南極観測隊に参加していました。梶さんにぜひお話を伺ってみたいものです」とコメントくださったのが森田さんだ。「当時、私は小学校3年生ぐらいでしたでしょうか・・、晴海埠頭から宗谷が出港するのを、紙テープを握りしめ、見送りに行ったのを覚えています」

―血筋―
 南極へ行った伯父の渡辺兵力さんは、東大山岳部で谷川岳の冬季登頂を初めて成功させ、中国側からのチョモランマ(エベレスト)初登頂時の隊長だったそうだ。「酒もたばこもやる山男でしたが91歳まで生きました」。そしてその妹である森田さんのお母さんは、現在91歳だが「今でもスキーをします」。う〜む、と思わずうなりたくなってしまった。(80歳の三浦雄一郎さんが若く思えてきた)どうもやたら体力に恵まれた血筋なのか??祖父の渡辺八郎さんは秩父宮の御用係(家庭教師)で、スイスへの留学へも付き添った影響で登山やスキーを子どもたちに手ほどきしたらしい。と時代をさかのぼるほどに「タフ」なのが血筋と納得。
 一方、森田さんのお父さんは定年まで神戸大学で教鞭をとり、定年後はなんと白樺湖の近くでペンションを開業したというのだから、そのいさぎよい転身ぶりもまた驚きだ。

―少年ー
 森田さん自身は、大学卒業後、血液成分の分析機械の製造メーカーに就職したが、妻の父の急死で、イタリアから生地を輸入してアパレルや問屋に卸していた義父の事業を27歳の時に継いだ。「以来、その事業一筋で現在に至ります。バブル時期には年商20億という時代もありましたが、今は『ワンマン社長』(つまり社員が社長一人)でがんばってます」
 「仕事をしていれば、そりゃあ苦難と失敗の連続ですよ。でも、昔からくよくよしないタチなんですよね。悪いことがあったり、取引がうまくいかなかったり、致命的な失敗しちゃったり。でも、とにかく落ち込まない!反省しない!すぐに忘れるようにする!ストレスはからだに良くない。だからストレスを感じないようにするんです」後輩へ送る言葉は?「嫌いなこと、悪いことはすぐに忘れるように努めよう!」

 中学時代に始めた無線の趣味は、50年以上たった今も続けている。「月の表面に電波を反射させる月面反射通信のためのパラボナアンテナを作りたいんですよね。電波のスピードだと月まで行くのに1.2秒、帰ってくるのに1.2秒、だから一言会話するのに往復で約2.5秒かかるんですよ!」
 「それから、年寄りの人体実験でもいいから宇宙に飛ばしてもらいたい!大学卒業時に宇宙開発事業団を受験したけど落とされました。宇宙飛行士になりたかったという夢をかなえたい」

 「大人になっても少年のよう」という陳腐な表現が好きではない記者だが、森田さんの屈託のない笑顔を見ていると、「それもありかも」という気持ちになってきた。タフで落ち込まず、反省もしない(笑)。それってやっぱり少年でしょ!だから白髪も一本もないのかも(写真のふさふさの黒髪は正真正銘の本物です)。今週末、森田さんはどこで泳いでいるのかなあ。
(取材・文・写真 田中直美 2013年6月7日)

森田さんのお母様がスキーする様子はユーチューブのこちらで見られます

  http://www.youtube.com/watch?v=Am2XMfkkIpQ

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 http://nagata-tokyo.jugem.jp/?eid=54

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