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Face To Face No.10「いつも全力疾走」
 58回生 角倉(すみくら)加奈子
東落合中学卒業
水泳部
東宝株式会社
演劇部
シアタークリエ営業係





 
―進路を決めたミュージカル― 
  高校2年生の時、東京の帝国劇場で上演されていたミュージカル「モーツアルト」を、大学のオープンキャンパスの見学ついでに母と観に行った。
 「母はピアノ教師でしたし、叔母も舞台に立ったりしていたので、劇場は日常的に親しんでいた方だと思います。でも、この時の舞台は衝撃でした。一幕目から涙があふれ最後まで泣き通し。その規模と熱気に『こんな場所があるんだ』と呆然。観劇後は、数日間食事ものどに通らないぐらいの半ばショック状態でした」
 演劇=総合芸術、という魅力にとりつかれ、大阪大学文学部演劇学専修をめざすことに。ほとんどの先生に「無理だろう」と言われながらも、がんばりが実を結び合格。現在は東宝の演劇部、シアタークリエで働く。

―劇場で働く喜びー
「震災後2年の3月11日に、震災の当日に上演していた作品を再演しました。その時、2年前に劇場にいらしていた方が、また、3月11日を選んで何人も来場されていたのです。『あの日、電車が止まって帰れなかったけど、シアタークリエで本当に手厚くしていただいた。どうしても感謝の気持ちを伝えたくて今日来ました』と総支配人にお礼の言葉を述べられているのを、側で聞いていて泣きそうになってしまいました。劇場としては当たり前のことをしただけかもしれない。でも、当たり前にできることではない。私もがんばらねばと心から思いました」

 角倉さんは、休みの日は必ず映画館か劇場に足を運ぶ。常に新しいものにアンテナを張るためでもあるが、「お客様のために」と思っていても、いつのまにか「自分の都合」になってしまっていることがないか、それをチエックするためでもある。
 劇場では、社員は必ずお客様の前に立つ。「ありがとう」「楽しかった」の言葉が何よりも嬉しい。「決して安くはない価格のチケットです。それがその方の人生に少しでもプラスになることが出来るのであれば、それ以上の喜びはありません」

―完全燃焼―
長田での3年間は「最高の時間。もう一度入学式から卒業式までやり直してもいいほど」と目を輝かせた。
 水泳部で、朝、昼、夕とひたすら泳ぎ、とにかく常に髪が濡れていた。そしてプールから上がれば文化祭実行委員会に飛んでいく。喧嘩したりぶつかったりしながらも全員で文化祭を作り上げてきた。「文化祭実行委員として3年間活動しました。最後の文化祭では、泣けて泣けてしようがなく、みんなで抱き合って泣いたのが良い思い出です」。何もないとことから何かを作り出すのが大好きだと言う。
 58回生は「お祭り好きの学年」として、当時も先生たちから評判だったそうだ。結束力は強く、毎年、卒業生360名のうち、半数近くが今も同窓会に顔を見せる。

ー休日もフル回転―
「たまにはしっかり休みなさい!と言われるのですが・・」角倉さんは休日もフル回転だ。「一日に予定を4つはこなせると思っています」。
 水泳の代わりに始めたマラソンは、タイムがぐんぐん上がるのが嬉しくて、今では週に1〜2回、5辧腺隠悪劼領習をかかさない。子どもの頃、母からレッスンを受けていたピアノ。一時離れていたが、初任給で買ったエレキピアノが今は大事な相棒だ。そして、良い気分転換になるのが料理作り。「食べることが大好きだから、自分の食べたい味を自分で作るのがとっても楽しい」。週末には煮物やカレーを作りだめする。一年ほど前からは、大学時代に始めた社交ダンスも復活。そして、もちろん休みごとの観劇も欠かせない
 東京にいる長田の仲間にも月に1,2回は会うと言う。「私だけではなく、みんな本当にがんばっている。それを見ると元気がわきます」

―10年後の自分へー
 10年後の自分へのメッセージをお聞きした。
「好きなことを仕事にできて幸せでしょうか?それとも全然違うことをしているのでしょうか?どちらにせよ、後悔のないように生きているのだと思います。10年後のあなたに誇れるように、今を一生懸命に生きます。10年後の私が笑っていることを願っています。今の私は、毎日笑っていますよ!幸せです」。

 輝く笑顔が眩しい角倉さんは、毎日が全力疾走だ。

(取材・文・写真 田中直美 2013年4月10日)


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| comments(1)|
直野 高13回 (2013/04/18 8:17 AM)
頑張れ!









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