長田高校/神撫会東京の広場

兵庫県立第三神戸中学・長田高校OB・OG会
神撫会東京支部について
「Face To Face」:OB紹介(バックナンバー一覧)
神撫会東京支部へのご登録
神撫会東京支部 Topへもどる
リンク
創立100周年記念 東京支部企画
兵庫県が「出会い」をサポート
SEARCH
<< NHKで放映 中西元男 「小さな旅」 | main | Face To Face No.3「どの土地にもある日常。その中の魅力を見つけ出し伝えたい」  >>
Face To Face No.2震災が転機となった我が人生〜Give and Giveを信条に
25回生 茂木正朗
舞子中学出身
体操部
有限会社スラマット
代表取締役
インドネシアから鉛筆の軸板と色芯を輸入して日本の鉛筆メーカーに販売。ディズニーやポケモンなどの有名キャラクターの色鉛筆になっています
ー転機ー 
 95年1月17日。震災直後のニュースで、何度も目にした崩れ 落ちた高速道路の映像。茂木さんは、まさにあの高速道路の下を、 出社してこない部下を訪ねるために、ポカリスエットとカロリーメ イトを詰め込んだリュックを背負ってくぐり抜けた。眼前に広がる まだ煙のたちこめる生々しい現場。「こんなに多くの人たちが、ゼ ロではなく、マイナスからのスタートを余儀なくされている」大き なショックを受けたが、それと同時に茂木さんは決心する。「会社 を辞めて、やりたかったベトナムでのビジネスを始めよう。俺はマ イナスからのスタートではないだけでも恵まれているんだ。やって やれないことはない」18年間務めた化学分野の専門商社に辞表を 提出したのは震災翌月の2月。そのことを妻に告げると、妻の目か ら一粒の涙がこぼれ落ちた。「それ以後は、浮き沈みの激しい人生 を楽しんでいます」と茂木さん。

ーgive and give-
 今の茂木さんの信条は「Give and Give」。独立した当初、異業種交流会などで多くの人と出会っ たが、その時に、世間には「Take and Take」の人がものすごく多いと学んだ。「でも、僕は『Giv e and Take』も嫌いです。今は講演も、コンサルティングも全てボラ ンティアでやっています。見返りを求めない。これだとノーストレ ス。『茂木さん、金もとらんと変わっとるな〜』と言われたら今や 快感ですね(笑)」

ー初恋も失恋もー
 「長田時代の僕は、あまり勉強もせずに友人との関わりも淡白だっ たと思います。禁止されていたバイクに乗ったり・・ちょっと悪ぶ ってもいました」一番の思い出は修学旅行だと言う。「初恋も失恋 もなにもかもあの頃経験しました。感受性が豊かな時代だったんで すね。なんだか分からんがほろ苦い思い出がたくさんある」当時流 行した「あの素晴らしい愛をもう一度」「戦争をしらない子供たち 」「遠い世界に」・・耳にすればあの頃が鮮烈に蘇る。40代後半 で初めて同窓会に出席した茂木さんだが、「当時、仕事の人間関係 しかなかった僕には新鮮でした。今は進んで幹事役も引き受けます 」とのこと。

ー明日死んでもいいー
 「エリートサラリーマンになりたい、海外プロジェクトを経験した い、かっこいいスポーツカーに乗りたい、いつかは自分の本を出版 したい・・よくもまあ、こんな俗世的な夢ばかりと自分でもあきれ ますが、でもこれらが僕の人生の節目節目で大きなモチベーション にもなっていました。今は、もっと自分のため以外にもお金を使え るようになりたい。資金援助したり、寄付をしたり、社会に貢献で きるような影響力を持ちたいですね」これからの夢は?の問いには 「ありません。明日死んでもいいです。その覚悟で生きています」 との答えが力強く返ってきた。  (取材・文・写真 田中直美  2012年9月23日)

参考:著書 「インドネシアが選ばれるのには理由がある」


http://pub.nikkan.co.jp/books/detail/00002399

参考HP;「浮き沈みの激しい人生」について

http://www3.osk.3web.ne.jp/~selamat/new3.htm

「Face to Face」今までの記事一覧へ
 http://nagata-tokyo.jugem.jp/?eid=54

 

| comments(0)|