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「Face To Face」NO.45「努力は素質を上回り、気力は実力を超える」

 高61回生 富澤由佳

 星陵台中学卒

 女子バレーボール部

 京都大学経済学部卒

 シンプレクス株式会社(金融ITコンサルト)
 READYFOR株式会社




 

―努力体質―
 「努力体質」。富澤さんは自分のことをそう表現する。高校3年間、バレーボールに打ち込み、部活を3年の7月に引退した後は、それまで部活にささげていた全てのエネルギーと時間を受験勉強に投入した。

 

 「朝は管理人さんが来るよりも早く学校に到着し、校門の外で勉強しながら待っていました。一時間目の休み時間から早弁して、昼休みは図書室で勉強。授業が終わるとダッシュで予備校に向かい、『富澤さん、もう終わりだから帰ってください』と言われるまで粘っていました(笑)」
 

 

―結果が全てー
 大学受験の結果は不合格。「京都大学の経済学部に行く」。そう決めていた富澤さんは、一浪を決意。現役時代、直前まで模試はE判定だった。試験に落ちて「結果が全て」だと知った富澤さんは、予備校の授業が始まる4月までに基礎を徹底的に学び直し、浪人生活開始と同時にA判定を取り、そこで力を抜くことなく、現役生が追い上げてくる夏に向けて更にアクセルを踏む。「報われない努力もあるが、努力しなければ結果は出せない」。そう信じてひたすら机に向かった。「休憩は15分。おにぎり食べながらも目は参考書。歩きながらも勉強。休憩時間にも世界史の図表を眺めていました」。ついた当時のあだ名が、「ミス・ストイック」。

 

 そのストイックな生活は大学生になっても続く。最もきついスケジュールの日はこんな感じだ。
 

 朝6時から9時までコンビニでバイト(朝食用のパンをゲット!)。9時から夕方6時までは、ぎっしり大学の授業(とっても楽しい!)。夕方6時から夜の9時まで体育会のバレーボール部で練習(バレーもやっぱり大好き!)。そして、夜の9時から夜中の3時まではラーメン屋さんでバイト(ここで夕食ゲット!&効率を極めた働き方を体をはって覚える!)
 

 関西初の合宿型ディスカッションイベントを開催した後、交換留学で10カ月間フランスへ。帰国後は6人でシェアハウス生活。あらゆることに全力でとりくみ続けた富澤さんは大学4年生の後期にも、25コマも授業をとっていたというから驚きだ。
 

―夢は「世界平和の実現」−
 「こうやって学べる環境にある自分は、本当に恵まれている。だから、学べるものは全て学んでそれを社会に還元したい」。そう、強く願っていた富澤さん。

 

 富澤さんには、社会に対する明確な目標がある。それは「世界平和」を実現すること。
「では、そのために具体的には何が自分はできるのか?それは人が笑っていられる世界を作ること。じゃあ、どうすれば笑っていられる?それは、人々がみんな、自分のやりたいことができる社会をつくること」

 

 そう考えていた富澤さんが出会ったのが、クラウドファンディングサービス「READYFOR」だ。1月7日に「カンブリア宮殿」でも取り上げられた。
https://readyfor.jp/
創業者は28歳の女性。社員の平均年齢も20代。「社会を良くするクリエイティブな活動や新しいことに挑戦する人々を応援する」会社だ。

「誰もがやりたいことを実現できる社会に向けて、素敵な仲間と日々邁進中です。」
(由佳)
 出典:READYFOR




 まさに自分がやりたいと思っていたことに出会った。誰もがやりたいことを実現できる社会をつくるために、世の中に埋もれている夢を拾い集め、プロジェクト実行者となる人たちの背中を押す。今、富澤さんは日々この仕事に奮闘している。
 

 

 国連や大企業で働くことも考えてみたが、自分には、もっと現場に近いところが合っていると思っていた。まずは将来に備えて、金融とITのスキルを磨こうとコンサル会社に就職していたが、そこからの転職だ。
 

 昨年7月に急逝した父も「失敗したら戻ってくればいい」と励ましてくれていた。笑顔しか思い浮かばない、「めちゃくちゃ優しい父」だった。大好きな父のことを想いながら、空を見上げ、太陽の光を浴びる。それが、今一番の幸せだ。今でもどこかで微笑みながら見守ってくれている気がする。そう思うと、また頑張れる。
 

 「努力は素質を上回り、気力は実力を超える」。富澤さんが座右の銘としているこの言葉は、長田時代の親友が口にしていた言葉でもある。

 「私の周りには、尊敬すべき人たちがたくさんいます。今まで自分が走り続けてこられたのは、周りの人たちの支えがあったから。こんな私を産んでくれた母、笑顔で見守ってくれている父、そして、いつも的確なアドバイスをくれる姉には心から感謝しています」

 

そして、富澤さんがモットーとしているのは「今を大切に、楽しく生きること」。
今日も好きなことを無我夢中になってやっているに違いない。
(2016年1月 取材・文・写真 田中直美)

 

「ひとつの心、ひとつのプレー、さあ行こう!」
毎日この掛け声で練習が始まりました。今でも長田女バレの仲間は特別な存在です
(由佳)




バレー部の練習をいつも見守ってくれていたワニピー。
いつもワニピー用の椅子が用意されていました(笑)
(由佳)




 


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| comments(2)|
富澤由佳 (2017/03/02 2:08 PM)
宮本さん、コメントありがとうございます!とても嬉しいです^^
Readyforでのプロジェクトも拝見させていただきました。
私も科学館に行くのはとても大好きで、小さい頃にはよく神戸の青少年科学館に連れて行ってもらっていました。なので、自分たちで科学館を作るというのはとてもワクワクします!
また、宮本さんのように自分の目指す場所に向かって一歩踏み出す方の側にいられることが、今の私の活力にもなっています。
プロジェクト絶対達成させましょう!
また弊社オフィスは東大の本郷キャンパス近くなので、もし来られる方がいればご連絡ください♪
今後とも宜しくお願い致します!
宮本千尋 (2017/03/02 11:29 AM)
62回生の宮本と申します。
私は今、東京大学大学院に所属しており、
研究と並行して「科学を通じて人と人のつながりをつくりたい」という思いから科学イベントなどを企画・運営する柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)という団体の学生代表として活動しております。
その活動のひとつとして、今、空きアパートを自分たちで改修して手作りの科学館を作るプロジェクトを進めております。その資金集めのため、READYFORさんでクラウドファンディングに挑戦しています。

バレー部友人から、学生時代よく富澤先輩のお話を聞いておりました。予想外の偶然のつながりにびっくりし、嬉しくて思わずコメントしてしまいました。
記事を拝見し、富澤先輩のストイックに自分の目標に向かっていく姿に感銘を受けました。
私も負けずに、自身の目標達成のため、がんばっていこうと思います。
長文失礼いたしました。









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