長田高校/神撫会東京の広場

兵庫県立第三神戸中学・長田高校OB・OG会
神撫会東京支部について
「Face To Face」:OB紹介(バックナンバー一覧)
神撫会東京支部へのご登録
神撫会東京支部 Topへもどる
リンク
創立100周年記念 東京支部企画
兵庫県が「出会い」をサポート
SEARCH
兵庫県が「出会い」をサポート
兵庫県からのお知らせです。

長田卒業生で、未だ独身だけれども独身主義ではない人。
仕事は楽しくて充実しているけど出会いがないなあという方。

「ひょご出会いサポートセンター」に登録してみませんか?

 

成婚実績1000組。東京センターをはじめ、全国10カ所にサポートサンターがあります。
 

http://hdsc.seishonen.or.jp/ 

東京センター 
http://hdsc.seishonen.or.jp/download/pamphlet_tokyo.pdf

| comments(0)|
「2014年度同窓会誌「神撫台」特集記事 東京支部座談会」
(本記事は、神戸三中、長田高校の同窓会誌である「神撫台」(2014年度発行版)にて掲載された特集記事で、東京支部が企画編集したものです。)

真のグローバル・イノベーターを目指せ
  ほんとうに必要な能力とはなにか?

 

「企業のグローバル化」はすでに当たり前の言葉として日本人に浸透しています。しかし、グローバルの定義は幅広く曖昧で、言葉だけが一人歩きしているような感もあります。グローバルとは何か、本当のグローバル・リーダーとはどういうものか、長田高校から東京に出て海外でも活躍する卒業生の方々にお集りいただき、語っていただきました。(2014年5月10日)

 
南山:今回は、神撫会東京支部からの発信ということで、海外に仕事の舞台を広げている方々にお集まりいただきました。テーマである「グローバル・イノベーター」を地でいくような方々です。私は若い頃、米国で仕事をするのが憧れで、西洋の仲間入りすることがグローバルだと信じていました。しかし、それは今や違いますね。アングロサクソンもアジアもない。人種を越えて仕事をしていかなきゃならない。まず、今日の紅一点、我々からすると先輩である滝沢さん。外資系で人事をされていて感じるグローバルというのはどういうものなんでしょうか?

 

グローバライゼーションってなんや?
 
滝沢:私はアトラスコプコという産業機器を扱う会社で人事をやっています。本社はスウェーデンなんですが、日本の人事も本社と直結しています。世界170カ国で事業を展開しているのですが、人事異動も世界中どこへでも異動することが可能です。「インターナル・ジョブマーケット」という社内公募のシステムを持っています。普通、外資の日本法人はローカルな人事をするみたいですけど、それがまったくのボーダレス。だから日本法人にいても、世界中の人が同僚、という意識を持てるんです。たとえば、海外企業を買収しても相手のブランドはそのまま残して人事的には対等に扱わないといけない。
樋口:私の勤めるカネカも海外事業の拡大を検討していますが、日本の会社が海外の会社を買収したときなど、一般的に難しいとされているのが、どのように現地の人と組織をマネジメントをするかということなんですね。相手の会社を尊重してマネージメントをすっかり任せるやり方もあると聞きますが、日本の典型的な会社は、「現地法人に日本人をトップとして送り込む」ですが、だいたいうまくいかない。その辺は難しいですね。
茂木:ちょっといいですか。いきなり企業目線から始まっていいのかなあ。グローバル、グローバルっていうけど、言葉遊びでしょ。語学とか、企業家の目線とか、国際化とか、世界貢献とか。違う国の人がいる会社をどうやって管理するか、ということもグローバルだろうけど、もっと広いところから話してもいいんじゃないですか。
南山:企業だけの問題ではない?

茂木:そう。僕の考えでは、グローバルというのは、環境適応力。どこの国でも誰と
でも仕事ができる能力。自分の影響力の範囲が1メートル以内なのかもっと広いのか。影響力の広い人がグローバルなんだと思うんです。それは国際化とは関係ない。例えば東京でばりばり仕事していた人でも、地方へ行ったらそこの農家の方ともちゃんとやっていかないと地域コミュニケーションなんてできないでしょ。
南山:関係性を持って、自分を理解してもらえるということですか。
茂木:そういうことやね。要するに、自分の立ち位置がわかるということ。僕は30年海外の人と仕事していて、現地でアテンドした日本人は千人を超えてると思う。だけど、先進国の欧米と、発展途上国のアジアで、相手によって目線を変える日本人がものすごく多いんです。これはダメ。ほんとうの国際人というのは、自分の立ち位置を知っていて、決して相手国によって態度を変えない人。そういう人は信頼を得る。もっというと、国と国というより、地域と地域、さらには会社と会社。会社人間でなく、会社が違っても影響力を与えることができる人がグローバルなんだと思うんです。社内でだけしか影響力を持てない人はどれだけ海外に出ていてもグローバルじゃない。これは職種スキルじゃなくて、人間の器、胆力の問題だと思います。
樋口:茂木さんは、阪神大震災のときに生き方を変えたんですよね。
茂木:そう、震災をまのあたりにしていろんなことがどうでもよく思えてね、会社辞めて独立したんです。ベトナム行って大儲けしたんだけど、共同経営者に裏切られて、全財産無くしました。それから、いろんな国にいってコンサルタントなどもやって、グローバルについてあれこれ考えるようになってきましたね。


安原:一般的に、グローバル化する、グローバルな会社と言うとき、アメリカ式のマネジメントスタイル、経営スタイルを良しとする考えがありますね。アメリカのキャピタリゼーションつまりアメリカを中心に世界に影響を及ぼすものをグローバライゼーションと呼んできた。でも二十一世紀になってから、時代のトレンドは明らかに変わってきた。もの作りはアメリカから日本、そして今はアジアにシフトしていってるし、情報社会もボーダレスになっている。従来のグローバライゼーションとは意味が変わってきている。日本企業において言えば日本式のいいカルチャーを生かしつつ、世界のどこにでも展開できるというのが、ほんとのグローバルじゃないでしょうか。今までアメリカを手本にしていたのとは違うパラダイムがあるのではないかと思います。茂木さんのおっしゃるように、地政学的に世界がどうこうではないし、人の気持ちの問題かもしれない。人種のダイバーシティというものもごく自然なものになってきているので、それを受容する態勢ですね。それから、リソース。アメリカなどの一極集中ではなく、幅広く世界で一番いいと思われる所から持ってくる。それがグローバライゼーションではないかと思っています。
 
「Agree to disagree」といえる強さ
 
南山:安原さんは今、東京エレクトロンで、アメリカ企業との経営統合を進めていらっしゃいます。これは、半導体業界世界1位と3位の対等合併なんですが、私の会社もそこに関わらせていただいていて、安原さんが強烈な外国人の中で孤軍奮闘してらっしゃる様子を目の当たりにしている。相手が何万人企業の会長であっても、ノーと言うときはちゃんとノーと言う。そういう強さとともに、しなやかさもある。合意でき
ないことはあっても、お互いにうまくやっていこうという姿勢。Agree to disagree(相互の差異に同意すること)。そういうのと、さっき茂木さんがおっしゃった影響力というのは同じように思うんです。
茂木:影響力は影響されない能力でもあるんです。(笑)僕はよく講演するんですが、一番質問が多く出るのは、聴衆が20人ぐらいのとき。百人超えると質問の手が挙がらない。雰囲気に飲まれてるんですね。影響されるってことは、相手によって態度を変えることでしょ。相手が偉い人だから言えないというのは、最低だと思うんですよ。自分の会社はちっぽけな有限会社だけど、お得意さんはみんなすごい大企業です。でも有限会社が大企業に勝てないと思ってはダメ。僕はそう思わないから戦って勝ってきたという自負があります。
南山:文化が違うからこその駆け引きに直面することがあります。例えば言い分が違う、相手がアメリカ人だからこう言っているんだろうとか、その根源が文化的なところかなと思うことがよくありますよね。
茂木:人種による差というのは当然あります。だから勉強しますよ。たとえば、ある証券会社からインドネシアで証券先物市場を始めたいという相談を受けたんです。ところがインドネシアは94%がイスラム教徒で、金利というものに抵抗がある。中華文化圏では投資はあたりまえのことだけども、インドネシア人は投資に意欲がない。そういうことを知らないと危ないわけですよ。それは環境適応力とは別の問題。世界各地について知るというのはちゃんとその背景を知ること。それはグローバルのいろはのい。もちろん語学も大切だしね。


安原:ビジネスにおいて共通語といえば英語。ある企業が会社の共通語を英語にしてグローバル企業になりました、というのをニュースで見ます。その企業を悪く言うわけではないけど、それでグローバル化というのは違うかなと思います。私はオランダに駐在したこともありますが、オランダに行けばオランダ語で会話したいし、インドにいた子供時代はウルドゥ語で現地の子供と喧嘩してました。現地でコミュニケーションをとるには現地の言葉が大切です。その地域で適応していくのがグローバルの一つの姿かと思います。すべて英語というのは、アメリカの覇権主義に近いですよね。
樋口:今、毎日、電話会議やテレビ会議を海外とするのですが、どうしても言葉で負けるんです。悔しいけど。でも、腹の底から出てくるパッションみたいなものは負けたくない。どうすればいいかわからないけど、気合いでは勝負に負けていない。それを毎日、悩みながらやってるんです。
 


グローバルは学校からはじまる
 
滝沢:皆さん、日本の企業で海外に出てやってらっしゃいますけど、私は外国資本の会社で働いています。先ほども言ったように、どの国の人も同僚として働いていて感じるんですけど、日本人は自分のポジションを探すのに自分から手を挙げていかないんです。どうしても一歩引いてしまう。海外で自分に合った仕事があるのに、こっちからなかなか行かない。それは日本人の国民性なのか自信がないのか、外国人と対等にやり合える気力がないのか。それは言葉の問題だけではないと思うんです。ヨーロッパ人も英語は下手ですけど、間違った英語でも主張をして議論して何かを生み出していく。これが日本人は下手なんです。それは、学校時代に訓練されていないせいなんです
よね

樋口:そうですね。うちの中3の娘はアメリカで5年間小学校に通ったのですが、その娘が言うには、日本ではみんな受け身だと。向こうでは小学校でプレゼンテーションの時間があって、パワーポイントを使って、与えられたテーマについて10分間喋らされるんです。また、それに対して先生が、その子の喋り方、声の大きさ、説得力など、ちゃんと評価するんです。アメリカの学校は、算数とかは駄目ですけど、プレゼンテーションにかける力はすごいなと思いましたね。
滝沢:そうですね、私も主人の転勤でアメリカに住んでいたとき、現地の学校に子供を通わせていましたが、人前で自分を表現するということを、ほんとに小さいときからやってるんです。自分からどんどん発信してやり取りしながら授業が進められていくという。アメリカ人がよく、なぜ日本人はこんなに質問しないんだ、ディスカッションしないんだと言うんですが、それは学校教育の問題だと答えてます。
茂木:プレゼン能力は、国民性以上に教育から変えていけるものだと思いますね。
滝沢:プレゼンができるかできないかというより、与えられたテーマにおいてディスカッションできるかどうかですよね。
茂木:考える力でしょ、結局は。それが大事だと思うんですけど。
安原:うまくプレゼンができないと、それがその人の能力そのものと思われちゃう可能性があるんですよね。
滝沢:せっかくいいものを持っていてもね、それが表現できない。
安原:そういうのがちゃんと訓練できていれば、世界中どこに行っても通じるということだと思います。
茂木:語学も含めてね。
滝沢:会社の中で、プレゼンしました、ああそうですか、それで終わり。何かを生み出すということがないんです。ミーティング・ルームでも、日本の場合はミート(会う)するだけ。
茂木:連絡会議や。(笑)
滝沢:そうです、ディスカッションして何か問題があれば変えていくべき。私はミーティング・ルームではなく、ディスカッションルームに変えてほしいと言ってるんです。やはり学校教育が大事だと思います。
樋口:今の日本にもそんな教育システムがあると良いですね。
南山:長田の先生はどうなんでしょうね?長田高校は、数年前の週刊東洋経済の評価では、全国10位でした。今は難しくて入れない。
全員:へえー、すごいですね。
滝沢:長田高校は優秀な学校で、ここにいる皆さんも、優秀な大学や企業に行かれて、そういう能力があるからビジネスでも成功していける。そういう人はグローバル意識をすでに持って仕事としている。でも、そうじゃない人もいますよね。ずっと同じ日本企業で日本の中しか知らなくて。長田高校としては、どういうビジョンを持っているのかしら。非常に興味あるところですね。
 
環境としての長田高校
 
樋口:これまでの皆さんのお話を聞いていると、みんな何かしら共通しているのかなと思います。安原さんは子供時代をインドで過ごした大陸的な気質、滝沢さんは女子も自立しろというお父さまの影響、茂木さんは反骨精神。それぞれのリベラルな気質がうまく高校で開花したような気がしますね。私の父も長田高校で9回生なんです。戦後すぐで大学にいけず、神戸市の公務員になったんですが、公務員にしてはちょっとユニークで、とても人脈が広かったり、リベラルな人なんです。自分も高校時代に似たような気質が開花したような気がします。長田高校っていい環境だったんだなと思うんですよ。
茂木:長田高校ってバンカラな感じで、スポーツも勉強も強い。卒業生は、大学より高校に誇りを持っている人が多い。
安原:そう、偏差値がどうというのでなく誇りを持ってますよね。特に私たち25回生の頃は激動でしたしね。昨日と同じ今日はないというか。勉強する人は勉強するけど、ジャズをする人もいるし、バンドやったり、演劇やったりしてた奴もいるし。そういう個性を大事にしてあげるというのは、今後のグローバルにはとても大事だと思います。うまく個性を伸ばすということが、結局、総力としてアウトプットとしてくると思うんです。
南山:僕はいつも、放送室で本を読んだりレコードを聴いたりしてました。
安原:僕も体育祭のときに抜け出して、星陵高校の文化祭に行ったことあるけど、何のお咎めもなかった。


樋口:そういう時代があったのはぼくも聞いていて、リスペクトした。自分は一廻り違いますけど、その時も他の学校に比べて、圧倒的に自由だなと感じました。
滝沢:長田高校は優秀な学校で、ここにいる皆さんも、優秀な大学や企業に行かれて、そういう能力があるからビジネスでも成功していける。そういう人はグローバル意識をすでに持って仕事としている。でも、そうじゃない人もいますよね。ずっと同じ日本企業で日本の中しか知らなくて。長田高校としては、どういうビジョンを持っているのかしら。非常に興味あるところですね。
安原:それはDNA として引き継がれてるんやね。
南山:滝沢さんのときはどうでした?
滝沢:男子はいろいろ、みんなすごいことやってたみたいですけど。女子はあんまり…。私たちのときはベビーブームで1学年650人ぐらいいましたけど、女子は3分の1ぐらいでしたし。
安原:でも、ステイタスみたいなのってなかったですか?たとえば女子の制服。胸当てのところのN とか。
滝沢:そうですね、それはあるかな。
 
勉強だけが役に立つわけではない
 
茂木:話は尽きないけど、長田高校の後輩に伝えたいことを話しませんか。
南山:じゃあ茂木さんから。
茂木:同窓会に出てて思うけど、どうも成功した人たちって学校の成績とは関係ないみたいよね。現役で東大入っていい銀行入ってとか、長田でトップで雲の上だった人たちよりも、当時、成績が悪かった方が元気な感じがする。だから、高校で勉強だけしてると駄目。いい大学、いい企業に入るのを目指すだけでなく、人間力というか、胆力、男としての腹を磨けと言いたい。
樋口:高校生ってたぶんほとんど海外に行った経験がないと思います。行っても観光ぐらいでしょ。ぜひ、若ければ若いうちにできるだけ長く、1年ぐらい留年してもいいから海外に出て、異文化を吸収してほしいんです。うちの子供達を見ていても、海外で暮らしたとき、下の子の方が吸収のスピードが早かった。つまり、頭が柔らかいうち、是非できるだけ長く海外に行ってほしいと思いますね。
南山:子供時代をインドで過ごした安原さんなんかそうですよね。 
安原:自分の経験でも、いきなり現地校でしたが、あっという間に慣れました。頭が柔らかいうちに、という意味では、僕が高校生に言いたいのは、優等生の型に嵌まった人間にならないでほしいな。特に長田高校って、僕のイメージではリベラル、自由で開放的。そういう環境にいるわけだから、早い時期にそこから先の人生設計をしないでほしい。
茂木:戦略的になるなということ。
安原:ちょっと人から見ると不良っぽいことやってると思われたとしても、いろいろなことを経験してほしい。こんな自由な時間はないので、固定観念にとらわれないで、自分の好きなことをとことんやって、あまり先のことは考えない。いい大学入ってどこに就職しようとか考えないで。長田高校の校風はすばらしいので、是非、誇りを持って3年間を過ごしてほしいな。
滝沢:私も長田高校はとてもいい学校だと思います。皆さんには、茂木さんがおっしゃったようにどんな所でも生きていける人材になってほしい。そして女性は男性を見る目を養うだけじゃなくて、ちゃんと自立できる人になってほしいです。今、結婚もしない人多いですよね。でも、女が母親としても、妻としても、社会人としてもちゃんとやるなら、その時期を見極めて、今、自分は何を必要とされているかを認識できる人になってほしい。
南山:勉強が出来る人ばかりで、僕は、立ち位置が定まらなくてモンモンとしていた。アイデンティティ・クライシスっていうやつですね。
茂木:僕はすぐにそれを悟ったから、立ち直りは早かったな。
安原:でも、得意な分野があればよかったよね。特に成績優秀な人が長田高校の中で尊敬されてたかというと、そうでもない。
茂木:中学時代にクラスで1、2番だったのが、長田に入ったらいきなりクラスで何十番になるもんね。そのカルチャーショックが僕を育てたのかも。
安原:一つの物差しにこだわらない方がいい、全然見方が変わってくると。
茂木:僕は今、ほとんど英語で仕事をしているけど、高校時代の英語の成績は2だった。それでも英語でちゃんと仕事できるから、勉強だけじゃないと言いたいね。
全員:そうそう、それは絶対。
樋口:でも、これはある一定の知的レベルの中での話ですよね。
安原:うん、そういう意味だと試験の点数には結びつかないとは思うけど、高校時代、本はめちゃくちゃ読みましたね。いやらしい本も含めてだけどね(笑)。
茂木:僕もそう。活字を読むか読まないかは大きい。大人になって本を読まない人は、絶対子供の時からの習慣が無いから。
樋口:僕も本はよく読みました。
安原:長田高校生には本を読んでほしいですね。勉強だからではなく、間口を広げてほしいですね。
南山:そろそろお時間です。話はいろんなところに飛びましたけど、僕としては涙が出るぐらい嬉しかった。今日は皆さんどうもありがとうございました。
 
企画・進行・神撫会東京支部
編集・文・郡司聡(高33回生)



遠く離れた地から、長田への熱い想いを
 神撫会東京支部のご案内 
                東京支部長 長田高校25回生 南山宏之
 
神撫会東京支部ってなんや?
 
 それは、決して怪しい団体ではありません。遠く長田から離れたこの関東の地に在住する、第三神戸中学校と長田高等学校を卒業した同窓生の集まりです。私たちは、毎年6月に総会を催し、お互いの近況を交換します。今年(2014 年)は、担当幹事回生39回生の約20名の運営によって、『サンキュー、長田の日々』というテーマで総会が開催されました。その趣向の懲りように、出席者一同、驚き感動、豊かな時間を共に味わうことができました。
 私たちは、この総会の企画運営の過程で、年代を超えての交わりを深めています。



311 を経験したトウキョウ
 
 2011 年3月11日、私たちは、東日本大震災を経験しました。その大きな揺れのあと、東北に在住する同窓の安否を確認しました。沿岸部の先輩の家や工場は、すべて流されていました。私たちに出来ることは何なのか?阪神大震災でお世話になった私たちだからこそ、東北に恩返し出来ることは何か、多くの意見が交わされました。その結果出た答えが、震災で両親を失った震災遺児への『もも柿育英奨学基金』への参加でした。10年間、毎年10万円づつ寄付をする。そのために、総会でバザーを開催して募金活動を行っています。今年も自発的なバザーとカフェが運営されました。この
活動を継続させていきたいと思っています。
 
100 周年を機会に、母校NAGATA に貢献する
 
 私たちは、長田高校の創立の精神にもとづき、大いに同窓の親睦を深め、母校の発展に貢献することを願っています。今回の特集座談会にありますように、トウキョウならではの、母校や現役生への貢献のあり方を探っています。
 100周年に向けて、卒業生の交わりをより強くしながら、母校NAGATA の次の100年の成長のための何らかの知的な資産を残すことができないかと、その構想に参加していきたいと願っております。




 
| comments(0)|